診療科目別の開業時期の設定例 |
- 内科の場合
内科の開業時期の設定は風邪が流行する10月~12月に向けて、さらに、医師会を通してインフルエンザの予防接種を行えるようにするため9月~10月を目指します。このように開業時期を設定することで、予防接種の患者を自院の潜在患者にして見込むことが可能となります。
- 耳鼻科の場合
開業時期を春先に設定することは、花粉症の発生時期と重なり、患者を見込めるため、適しているといえます。
- 皮膚科の場合
夏場にプールや海での直射日光による日焼けなどの症状で患者の増加を見込むことができますので、準備期間も含めて6月~7月に開業時期を設定するケースが理にかなっているといえます。
- 眼科の場合
春先は花粉症の発生時期に重なります。また、夏場はプールでの感染症患者が増える傾向にありますので、春先から夏にかけて開業時期を設定するという考え方を取ることができます。
- 整形外科の場合
冬の間は家の中にいることが多くなるため、怪我が減り、患者を多く見込めない時期といえます。そのため、開業時期の設定は、少し活動的になる春先が適しているといえます。このように体の健康状態は季節要因によって大きな影響を及ぼします。このように、診療科目別にみた季節変動は開業のタイミングを決定するポイントになってくるものです。
【戸建開業の場合】
【テナント開業の場合】
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