【No399】次期顔認証付きカードリーダーの発売開始について

現行の顔認証付きカードリーダーの保守期限が令和8年3月末から順次到来することを受け、厚生労働省は、医療機関等向け総合ポータルサイトに次期顔認証付きカードリーダーの発売開始に関する案内を掲載しました。令和8年4月22日に、キヤノンマーケティングジャパンより次期顔認証付きカードリーダー(Hi-CARA2)の発売が開始されましたので、今回の医業経営FPNewsでは次期顔認証付きカードリーダーの仕様等についてご案内します。

1.次期顔認証付きカードリーダーの仕様について

次期顔認証付きカードリーダーでは、現行機種での課題や今後のニーズを踏まえ、患者と医療機関・薬局の双方の利便性が向上しています。現行機種からの主な変更点は下記のとおりです。

〇顔認証付きカードリーダー単体でスマホ用電子証明書の読み取りに対応 

〇操作手順やエラーの発生に関する音声案内機能を搭載 

〇ユニバーサルデザインに配慮したテンキーの搭載(※) 

〇画面レイアウトの統一や、視認性・操作性の改善等によるユーザビリティの向上   

(※)販売価格等への影響に鑑み、最終的な搭載有無はメーカーにより異なります。

(※)キヤノンマーケティングジャパン(Hi-CARA2)の製品情報ページはこちらをご確認ください。

 医療機関等向け総合ポータルサイト『次期顔認証付きカードリーダーの発売開始と補助金のご案内』より表引用

2.ご利用中の顔認証付きカードリーダーの保守期限の確認方法について

現在ご利用中の顔認証付きカードリーダーの保守期限の確認方法については、顔認証付きカードリーダーメーカーごとに確認方法が異なりますので、詳細は医療機関等向け総合ポータルサイトをご確認ください。 

3.補助事業について

次期顔認証付きカードリーダー及び資格確認端末の購入については、一部費用の補助が実施されます。補助内容は、顔認証付きカードリーダーは販売価格(税込、以下同じ。)の1/2(上限額は12万1千円)、次期顔認証付きカードリーダーの導入に伴い資格確認端末(PC)もセットで買い替えを行う場合(資格確認端末のみの購入は補助対象外)は販売価格の1/3(上限額は5万円)を補助するものです。

具体的な補助要件や申請方法等については、詳細が確定次第、医療機関向け総合ポータルサイト等において公表されます。

補助事業の開始より前に顔認証付きカードリーダー及び資格確認端末を購入された場合には、必ず領収書(※)を保管の上、申請受付開始をお待ちください。 

なお、今後は資格確認端末を内蔵した次期顔認証付きカードリーダーの発売も予定されておりますが、その補助内容等につきましては、発売時期等が決まった段階で公表されます。

※ 領収書は、システムベンダー・販売店への精算額や次期顔認証付きカードリーダー等の導入事実を確認するための書類です。見積書では精算額等の確認ができないことから、確認書類とは認められないためご注意ください。

医療機関等向け総合ポータルサイト『次期顔認証付きカードリーダーの発売開始と補助金のご案内』参照

(文責:税理士法人FP総合研究所)